鋼製下地(LGS)工事

LGS

豊富な現場経験で安定的な施工を

鋼製下地工事はLGS(ライト・ゲージ・スチール)という亜鉛メッキ鋼板建材を用い、天井や壁の下地を木材に換わって組んでいきます。
昭和40年代以前の建物は主に大工さんが木材で施工していましたが、木材と比べ耐火性に優れ、工事のスピードが早く安価で、シロアリ等の食害がないこともあって、昭和50年頃から普及したといわれ、現在では様々な店舗、病院、公共施設等の建物に幅広く使用されています。

鋼製下地工事の中に、地震に強い耐震天井・外部の大きな風圧に強い耐風圧天井等があります。
耐震天井とは、耐震強度計算に基づいてブレースや強度の高い専用の部材を設置し、壁との間に適切なクリアランスを設け、地震時に天井と周囲の壁が干渉し壊れるのを防いだり、天井が脱落して人に重大な危害が加わるのを防いだりします。

耐風圧天井とは、設定された風圧に対する耐風圧計算に基づいて、台風などの強風に対して強い天井のことをいいます。
風圧による吊りボルトの座屈を防ぐため、角パイプ材等により吊りボルトを補強し、風圧荷重に対応する為、ビス付きのクリップやハンガーを使用し、また要求性能に応じ、板厚を増した野縁、野縁受けも用意し、天井の剛性を向上した仕様です。

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