Board
天井・壁の鋼製下地に張り付ける一般的な材料が石膏ボードです。
石膏ボードは施工性が良く、耐火性・遮音性に優れ、厚みが12mm以上の石膏ボードは不燃材料にも認定されています。
現在のほとんどの建物内装工事に使用されています。
コンクリート面に直接この石膏ボードを張り付けるGL工法というのもあります。
GL工法は直接コンクリートに石膏ボードを張る為、下地を作る必要が無く、低コストで施工でき、工期短縮効果が期待できます。
また、壁厚を最小に抑え、より良い空間を保てます。鋼製下地と認定された組み合わせの石膏ボードを使用することにより、耐火間仕切・耐火遮音間仕切を作る事ができます。
耐火遮音間仕切りは近年、多くの高層マンションやホテル等の界壁に採用されており、高い耐火性・遮音性を発揮し主流になっています。
同等の遮音性能を持つRC壁に比較して、10分の1程度の重量になるため建物自体の軽量化が可能になり、構造体の建築費の削減が可能になります。